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Web制作におけるQC(品質管理)のおはなし ~グラフの使い方~

こんにちは。品質管理担当の宮崎です。

今回も、前回に引き続きWeb制作におけるQC(品質管理)についてのお話しです。

これまでデータのとり方やデータの持つ特性について話してきました。
今回は取得したデータを読み取るためのツール「グラフ」の使い方についてです。


Web制作の現場でも解析やレポート、またプレゼンテーションなどでもグラフを使う機会は多いと思います。データの内容を読み取るツールとして適切に使い分けられていますでしょうか?

解析などで取得したデータにはそれぞれ取得する前にアウトプットのイメージがあると思います。例えば、時系列の変化を知りたかったり、項目ごとのトータル数や平均を知りたかったり。また、それらを比較したり割合を知りたかったり、更には結果に対する原因を突き止めたかったり。

これらのデータ処理の目的を明確であれば、自ずとグラフの形も決まってきます。
一般的なグラフの種類とその適正について以下にまとめました。


折れ線グラフ


横軸に年や月といった時間軸を取り、縦軸にデータ量をとってそれぞれのデータを折れ線で結んだグラフです。
ある項目について量が増えているか減っているか、時系列的な変化の方向をみるのに適しています。
グラフの傾斜を見て右肩が上がっているか下がっているかで傾向をみます。
ある時点から変化が見られる場合はそこで何かが起きたことがわかります。


棒グラフ


縦軸にデータ量をとり、棒の高さで量の大小を表したグラフです。
棒の高さで量の大小を比較できるので単純に項目ごとの量を比較するのに適しています。


円グラフ


円を全体として全体に占める構成比を扇形に表したグラフです。
全体の中での量の割合をみるのに適しています。
データの表し方は量が大きい順に時計回りに表示しますが「その他」は必ず最後に置きます。アンケートでの「大変良い」「良い」など項目の分類上、類似のものを比較したい場合はまとめて並べることもあります。


帯グラフ

長さをそろえた棒を並べ、それぞれの棒の中に構成比を示すことによって、構成比の比較をするグラフです。
ある期間の量の割合を比較するのに適しています。
データの構成比を見るのが目的なので、データの総量に関わらず棒の長さを同じに揃えます。


その他にも、2つの項目の相関を見る散布図、データのばらつきを見るヒストグラム、棒グラフとその累積構成比を表したパレート図など様々な種類のグラフがあります。


グラフには「図示する」「描く」という意味があります。つまり「見て分かる」ということが重要です。グラフを使うということは知りたいことが見て分かるようにして、そこから今後の対策が読み取れるものにすることが大原則です。
どのグラフを使用するかにおいては、それぞれの持つ特徴を理解して選択することが大切です。

適切なグラフを選ぶことにより、チームメンバーやクライアントとの間での状況把握、問題点の洗い出しが共通の理解とともにスムーズにできるようになります。
せっかく取得したデータは意味のあるグラフに仕上げて上手く業務に活用したいですね。

それではまた。

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