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BEPPU TOURISM

豊かな別府の魅力を発信。旅人も、住む人も幸せに。

日本有数の源泉数と豊富な湧出量を誇る温泉のまち、別府。その別府の魅力を発信する役割を担う「別府市」様。兼ねてから運営していた別府市公式観光情報サイトを整理し、有益な情報を届けることを目的に、ブランド価値の創造からサイト制作、デジタルマーケティング戦略まで総合的にサポートしています。

CLIENT
別府市様
TAGS
Branding, Website
WEB SITE
https://beppu-tourism.com/

別府市が掲げる構想を軸に、ブランド価値を創造

温泉のまち、別府をプロモーションする役割を担う別府市様。長年観光情報サイトを運営されていましたが、時代の流れとともに求められるものが変化していく中で、有益な情報を届けることができておらず、来訪機会を逃しているとして、リニューアルを検討されていました。

そんな折、コロナ禍で観光業界が大きく打撃をうけ、“別府観光のあり方”を、別府市として見直す機会がありました。別府市が観光関係者や有識者などで構成するグループを作り、議論を重ねてたどり着いた答えが「ユニバーサルツーリズム」「免疫力日本一宣言の実現」「観光DX」「食×観光」の4項目の柱です。

弊社は、その中の項目のひとつ「観光DX」において、有益な情報を届ける別府市公式観光サイトリニューアルを目標に、デジタルコンテンツの整備を実施。別府市が掲げる構想を軸に、ブランド価値の創造、およびユーザー設計、サイト設計、広告戦略など提案しています。

わかりやすく、簡潔に、想いをストレートに伝える

別府市様の意向は「困った時に助けてくれるのはお客様やファンの皆様。そんな皆様に有益な情報を提供する」こと。もうひとつ「別府市に住む若者に別府ってイケてる、と思ってもらえるようなサイトにしたい」という側面もありました。

その想いも大切にしながら、別府市が掲げる「持続可能な温泉観光都市」「別府に来れば健康で幸福な時間を過ごせる(ウェルビーイング)」というコンセプトをもとにブランディングに取り組みました。
サイトネーミング案は20本提案し、最もストレートに伝わる「別府たび」に決定。
キャッチコピーについては、別府をあちこち回り観光する=「めぐる」、再び訪れてほしいという願いを込めた「めぐる」、温泉に浸かって、体にいいものを食べて体内のめぐりを良くする=「めぐる」など、多様な意味を持つ「めぐる(巡る・回る・廻る)」という言葉に、すべての想いを込めて、ブランド価値を表現しています。

ロゴからサイト、PRツールまで、別府の多様な魅力を表現

はじめに「別府たび」のロゴデザインに取り組みました。ロゴマークには、別府の豊かな自然に敬意を示し、別府を旅する人を癒してくれるようにとの想いを込めています。ロゴに描いた4つの要素は、「奇跡の地・温泉・豊かな自然・天水」を表しており、長い歳月をかけて生まれる循環が今の時代の「別府たび」を実現させてくれているというストーリーを表現しています。また、4つの要素をシンプルな線で構成し、竹細工の編み模様に見立てることで別府らしさを強調しています。

サイトは、構図や演出、色味などの写真表現にこだわり、統一感を出すためニュアンスカラーを用いてデザイン。ウェルビーイング感やノスタルジックで雑多な雰囲気など、別府ならではの多様な魅力を表現しています。

コンテンツを整理し、ビジョンを具体化

別府市のビジョンである「オウンドメディアを整理し、別府市民の幸せにつなげる」という構想のもと、コンテンツを整理しました。サイト構成は、特集記事、モデルコース、観光スポットデータベースの3つがメインとなっており、記事は別府市が掲げる4つの柱を軸に企画を考えています。

特集記事やモデルコースは、企画をはじめ、取材・撮影、文章作成まで対応し、ゼロイチのデザインページとテンプレートの2種類で構成。見て別府の魅力を感じて「行ってみたい」と思ってもらえるようなコンテンツを目指しています。
これらのコンテンツは、サイトリニューアルにあたり結成された、観光案内所、ホテル組合員、大学生など別府在住者10人以上がメンバーとして在籍する編集部の意見を反映させた、旬な情報を提供しているのも特徴です。

そのほか、レンタカーや観光案内所、Wifi情報、パンフレットダウンロードなど、ユーザーに必要な情報を整備。スマホでの使いやすさも向上させ、利用者が目的とした情報にスムーズにたどり着けるよう設計しています。

効率的、かつ効果的な施策で、ファン・リピーターを増やす

今回マーケティングにおいては、別府市の構想と分析をもとに、コアターゲットを設定し、カスタマージャーニーマップを作成。サイト設計と広告戦略を立て実行しています。
プロモーションの一環として、別府市から公式SNSでサイトに流入させる方針のもと、別府市公式Instagram、LINE、Facebookの3つのSNSを運用。
Instagramはゼロからアカウントを立ち上げ、ペルソナに合わせた内容の記事を投稿し、別府の魅力を発信。合わせて広告配信を実施し、立ち上げから1年で4500以上ものフォロワーを獲得しています。
LINEでは、イベントや特集記事の告知を、テキストと画像で視覚的にわかりやすいリッチメッセージで配信し、お友達の増加を目指しています。
そのほか、大分県以外の福岡、熊本、大阪、神戸、東京など別府にアクセスしやすいエリアをターゲットに、季節に合わせて訴求する内容を変え、Web広告を配信。効果的、かつ効率的な施策で、ファンやリピーターを増やす取り組みを行っています。

ISHIGAKI MAINTENANCE

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ISHIGAKI MAINTENANCE 石垣メンテナンス株式会社様

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