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Web制作におけるQC(品質管理)のおはなし ~データの種類について~

こんにちは。品質管理担当の宮崎です。

だいぶ暖かい日が多くなってきましたね。春ももうすぐです。
今回も、前回に引き続きWeb制作におけるQC(品質管理)についてのお話しです。

前回の記事で、品質向上のために、なぜデータをとるのかというお話をしました。
今回はそのデータの種類について考えたいと思います。

データは大きく言語データと数値データに分けることができます。

数値データとは

数値データはその性質によって「計数値」と「計量値」の2種類に分けることができます。

「計数値」は、1個、2個と個別に数えることができる数値です。
物の個数や、人数と考えるとわかりやすいかと思います。Webの業界でいうとPV(ページビュー数)やCV(コンバージョン数)も数えられるので計数値ですね。

「計量値」は、連続量として測定される品質特性の値。簡単に言うと測定して得られる数えることができない数値のことです。 例えば、寸法や重さ、時間などがこれに当たります。Webの世界では、閲覧時間や、ページの反応速度、ファイルサイズなどでしょうか。

一般的に「計数値」よりも「計量値」のほうが情報が多く分析しやすいと言われています。
しかし、分析を行う上で「計数値」か「計量値」かの違いによって当てはめられる統計の手法が変わるので注意が必要です。

数値データを使用した分析といえば、アクセス解析がぱっと思いつくかと思います。
それ以外にも制作の現場でいうと、納品時に仕様を満たしているか、バグがないかを確認するチェックシートでのチェック数や、ブラウザの開発者ツールを使用した際のエラーや警告数、また、ページ読み込み速度や検索エンジンのインデックス数も数値データになります。
それぞれの持つ数字的な意味は、それぞれの特性によって違うので適切な手法で分析したいですね。

言語データとは

「見た目がカッコいい」「使い勝手が良い」など品質特性や要求品質を言葉で表現したものを言語データと言います。

クライアントのニーズや期待を整理し、技術的にどうすれば顧客の要望する品質を確保でき、顧客に喜んでもらえるかを明確にする「品質機能展開」や、定性的分析手法で問題を明らかにしていく「新QC7つ道具」などで用いられます。

Web制作の現場では、定性分析の際のアンケートやインタビューで得られた意見や、クライアントからの要件で出てくる「おしゃれな」とか「わかりやすい」などのワードも言語データになります。

言語データは、グループ分けしたり、関連するものをつなげたり、重み付けをしたり図に整理することによって複雑に絡み合った問題を整理することができるようになります。
会議のときなどにポストイットやホワイトボードなどを使ってワークショップ形式でやったりしますよね。

その他にも

上記の数値データや、言語データ以外にも、血液型のようにタイプで分ける分類データや、1位2位などの順位データも集めることによりデータとして分析が可能になります。

必要なデータを適切に選択して、有効活用したいですね。

次回は、品質管理における「データのとり方」について見ていきたいと思います。
それではまた。

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