一緒に歩んでくれる良きパートナーとともに「言語化」からはじめるホームページづくりができました。
イジゲングループ株式会社 代表取締役会長 鶴岡英明さま
OVERVIEW
“組織改編から1年”の節目に、自社の思いを言語化するためのサイトへ
2013年、受託開発や新技術を活用した研究開発を担う会社として創業したイジゲングループ株式会社さま。組織が抱える経営・人材・事業といった課題の解決に向けて歩みを進めるパートナーとして、地域の人や企業に寄り添うサポートを実践しています。
SECTION. 01
言葉として表現する難しさを感じていました
2022年に、株式会社西日本フィナンシャルホールディングスグループの一員となりました。そのタイミングで、改めて社会における当社の役割を意識しはじめ、それを発信するためのツールのひとつとして、サイトの大幅なリニューアルを検討しはじめました。明確なビジョンやミッションをしっかりと表現し、多くの人に知ってほしいと感じていたからです。
スタッフたちとは常にビジョンやミッションの話をしていたので、共通の想いは持っていました。しかしそれを言葉として表現する難しさも感じていたため、私たちに必要だったのは、「サイトのリニューアルと言語化の両方をサポートしてくれるパートナー」。そのときに浮かんだのが、デジタルバンクさんだけでした。
SECTION. 02
これまでの深い信頼から、お願いするならデジタルバンクさん一択でした
デジタルバンクの常務取締役・板井さんとは創業当時から10年以上のお付き合いになります。当社の歴史をよく知ってくれていますし、板井さんのスタイルとして「寄り添ってくれる」という印象が強くありました。そんな板井さんが率いるデジタルバンクさんなら間違いないはずだと思い依頼しました。これまでの信頼感があったからこそ、他社と比べることはしませんでした。
初回の打ち合わせで、しっかりと時間をかけて私たちの思いを伝えさせてもらいました。その後、2回目の打ち合わせでデジタルバンクさんから出していただいた提案を読むと、「そうそう、こういうこと!」と、当社の考えをとらえ、言葉として表現してくれたことに驚きました。その時点でサイトはほぼできあがっていたといっても過言ではありません。トップページで使用しているメッセージは、その段階で提案してもらったものです。言語化によって軸のようなものができたので、それからもスムーズに制作が進められました。
SECTION. 03
「人=チャレンジャー」が主役の構成によって、企業の存在価値を知ってもらう。
デジタルバンクさんから言われて気づいたのが、会話の中でお客様を「人」と表現し、打ち合わせの中で頻繁に口にしていたこと。自分では意識していなかったのですが、これは創業当時から変わらない私の思いそのものでもありました。当社ではさまざまな企業とのお付き合いがありますが、知らず知らずのうちにお客さまを企業単位ではなく、個人としてとらえ、「人」にフォーカスを当てていたんだと実感しました。
私たちが目指す未来は、「あらゆる人がチャレンジできる世界」の創造。主役はあくまでも人=チャレンジャーであり、当社の役割はさまざまなチャレンジを後押しすることです。「人」にスポットを当てる仕事なのだと改めて気づかせてもらえるほど、当社のことを深く理解してくださったんだと感動しました。
これらを踏まえて提案してくれたのは、自社アピールの強いサイトではなく、当社がサポートしているチャレンジャー(お客さま)が主役になる構成でした。トップページでは、チャレンジャーを写真付きで紹介し、チャレンジャーそれぞれが掲げているビジョンを全面に押し出しています。インタビューは自社で実施し、チャレンジャーたちの思いやビジョンに対する取り組み方といった“それぞれのストーリー”を記事にして紹介。全体のイメージカラーは情熱的な赤色を採用し、チャレンジャーたちの熱い思いを表現しています。このインタビュー記事をサイトのメインコンテンツとすることで、当社の役割や事業内容が自然と伝わっていくと感じています。
SECTION. 04
目標は100万人!!たくさんのつながりを生むサイトに育てていきたい
2024年5月に新サイトが完成しました。インタビューにご協力いただいた人やその周りの方から、「読んだよ」という声もいただけるようになりました。インタビューを受けたい、このサイトに載りたいという人が増えるとうれしいですね。また記事をきっかけに、「私も同じようなビジョンを実現したい」というチャレンジャーが増えたり、チャレンジャー同士がつながって新たな取り組みが生まれたりといった展開にも期待しています。目標は、2029年3月までに、100万人のチャレンジを後押しすること。結構ハードな目標ではありますが、サイトの発信力が後押ししてくれると期待しています。
SECTION. 05
「これから」を見据えた提案をしてくれる良きパートナー
デジタルバンクさんには、私たちの内側にあるものを上手に引き出してもらいました。実現したかった「言語化」は、デジタルバンクさんなくしてはできなかったと思います。言語化によって得た“気づき”が前に進む原動力になりましたし、第三者的な視点が加わったことで現在地が再確認でき、次なるステップへの準備もできました。
大分でがんばっている人たちの中には、自分たちでは難しいビジョンの言語化をしてもらえることで助かる人も多いはずです。まだ具体的な課題がとらえられていなくても、ぜひデジタルバンクさんに相談してみてほしいです。漠然とした悩みにもしっかり寄り添い、課題感を共有したうえで、先を見据えた提案をしてくれるはずです。
当社の場合は、リニューアル制作の過程で改めて言葉の力を感じ、言葉からデザインをつくりあげていけました。たくさんのメッセージが込められた、「読みたくなるサイト」ができたと思います。製作途中もそうでしたが、公開後も細かなサポートをしてくださるので安心しています。
今後もいろんな場面で関わり合える関係性であり続けたいです。デジタルバンクさんのブランドステートメント「これまでの続きを、創る。」という言葉にあるように、同じく地域に根差す企業として、ともに続きを創らせてもらえたらうれしいです。
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