多角的な事業を集約し、全体の魅力をアピール。『選ばれるサイト』ができました。

株式会社ベツダイ   田代隆さま

2022.04.26

INTERVIEW

OVERVIEW

リニューアルでイメージの再構築を

本格的なホームページを制作したのは2017年頃。当時は、『ZERO-CUBE』という規格住宅を主軸としたブランディングに力を入れていたため、そのイメージを前面にアピールできるサイトづくりをおこないました。

ホームページに加え、CMや住宅誌の広告、当時地方の住宅メーカーでは珍しかった全国女性誌への広告掲載などの相乗効果で訴求に成功。比較的低価格で、規格住宅でありながら自由度の高いマイホームづくりができる商品として多くのご支持をいただき、「ベツダイといえばZERO-CUBE」というイメージを持ってくださるお客様が増え、フランチャ
イズ化にも至りました。

取り組み自体は成功なのですが、ZERO-CUBEのイメージが先行しすぎていたため、他事業のアピールがいまいちできていないことが課題でした。時代のニーズに合わせて進化していくためにも、ZERO-CUBEのイメージは保ったまま、他の事業の訴求力を高めたいと考えていました。

SECTION. 01

不動産総合デベロッパーとしての価値を再構築するために

当社では規格住宅以外にも、注文住宅、マンション、賃貸、リフォーム、リノベーション、土地、資産運用と、『不動産の総合デベロッパー』としてさまざまな事業を展開しています。「常に時代の最先端を走る企業でありたい」という思いもあり、会社全体の強みを知っていただくために、総合的に魅力を伝えられるサイトが必要でした。

デジタルバンクさんは以前から、「マーケティングに強い」という印象を持っていました。ブランドのイメージを再構築し、サイトの制作からデジタルマーケティングまで並走しながら一緒にいいものをつくれるのではないかと思い、依頼させてもらいました。

注文住宅にも力を入れていきたいという思いが強かったので、「マーケティングに強い会社にお願いしてみたい」という社員の声も多かったんです。また、打ち合わせはできるだけ迅速に、細かなニュアンスを共有するためにも顔を合わせておこないたいという思いがあったので、地元大分の企業であることも大切な条件でした。業態の性質上、イベント情報や売買状況などをタイムリーに更新する必要があるため、制作会社との密な連携が必要です。その点でもデジタルバンクさんはすぐに情報共有ができるので助かっています。

SECTION. 02

「言葉」からブランドイメージを創造する

「これまで構築してきたブランドイメージを大切にしながら、他の事業の周知も同レベルまで引き上げていきたい」。当社がお願いした要望は決して容易ではなかったと思いますが、制作に関わる皆さんが一丸となって当社の魅力を引き出すことに全力で対応してくださいました。
制作をはじめるにあたっては、キャッチコピーとボディコピーを確立することからスタート。強み、お客様へ伝えたい想い、地元企業としてあり方など、当社の想いを表現する言葉から制作に取りかかったことで、デザインや構成などの方向性も統一できたように思います。

SECTION. 03

私たちにとっての当たり前が、自社の強みであることを再認識

打ち合わせを重ねて気づかせてもらったのが、私たちにとって当たり前だと思っていたことが、当社の強みであるということです。

例えば注文住宅では、ひとつの案件に対して、営業、設計士、インテリアコーディネーターなど自社のスタッフがチームになって取り組みますが、これは私たちにとっては当たり前。しかし、『家づくり』というお客様の夢を実現する高い知識と技術を持つスタッフが自社にいることは、大いにアピールできるポイントでした。

 また、高い機能性や安全性についても法改正やニーズに合わせて常に見直しを図ってきましたが、全面にアピールしてきませんでした。リニューアルをきっかけに、当社が提供してきたプロダクトと改めて向き合ってみると、お客様の『一生』に寄り添ったサービスを提供できる力を持っていると改めて実感し、強みとしてアピールしていくべきだと気づかせてもらいました。デジタルバンクさんという第三者の視点が入ったことで魅力や強みが整理でき、それらをアピールできるサイトがつくれたと感じています。

SECTION. 04

社員が自慢できるサイトに一新し、お客様へのアピール力も向上

営業担当にとっては、正直なところ他人事のような認識だったようです。というのも、営業ツールとしてパンフレットなどの紙媒体も充実させていたため、それを使って営業することがほとんどでした。しかしリニューアル後は、見やすさや使いやすさが格段に向上し、サイトを活用しながら営業する機会も増えたようです。

お客様からも「見やすくなった」という声が多くなり、自社の社員が、自分が働く会社のサイトを魅力的だと思えるようになったことから、「こんな情報を載せたい」「もっとこうしたほうが見やすい」など意見も挙がってくるようになりました。今後も、お客様と会う機会が多い現場社員の声を取り入れていきたいと思っています。

若手を中心にSNSによる情報発信も活発になり、常に情報が更新される状況ができあがりました。『生きているサイト』として選ばれるサイトになったと思います。今の時代、WEBによるイメージ戦略はどの会社も力を入れています。そんな中で選ばれるためにはどんなサイトにする必要があるのか…これからもデジタルバンクさんに的確なアドバイスをいただきながらアップデートしていきたいです。

完成後も、週に一度の定例会で反響を踏まえた戦略やWEB広告に関することなど、最適な提案をいただいています。分析と挑戦を繰り返しながら、どんどん良いサイトに仕上がっていると感じています。

当社が持つ60年以上の歴史を大切にしながら、最先端のアイデアを取り入れたうえで、デザイン性、わかりやすさ、情報量と、トータルバランスの整ったホームページに仕上げていただきました。さらに魅力あるサイト構築のために、これからも一緒に試行錯誤を重ねていきたいです。

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