関心から行動へ。自分ごと化から行動を生む仕組み作り
INTRODUCTION
ホームページを制作するうえで、欠かせない要素のひとつが「導線設計」です。
ホームページ制作の基本的な流れとしては、まずサイトの方向性を決め、その後、設計図となる「ワイヤーフレーム」を作成していきます。そのワイヤーフレームを構成する重要な要素が、情報設計と導線設計です。
・情報設計:どんな情報をどの順番で伝えるか
・導線設計:その情報を受け取ったユーザーが、どう動くかを設計する
今回は、この導線設計について、私たちがどのように考え、設計しているのかについてお伝えします。
(index)
SECTION. 01
導線設計とは?
あるサービスのホームページを見て「これ、ちょっといいかも」と思った瞬間、すぐそばに「詳しく見る」や「事例を読む」といったボタンがあったので、ついクリックして次のページへ進んだ——
そんな経験はありませんか?
このように、ユーザーがそのサービスを自分のこととして捉え、“関心を持ったとき”にすぐ行動できるよう、仕組みを設けておくことが、導線設計です。
SECTION. 02
「自分ごと化」を行動に促す
私たちが導線設計で特に大切にしているのが、「ユーザーの自分ごと化」を起点に考えることです。
「これは自分に関係がある」「ちょっと気になる」——
そんな気持ちが生まれたとき、人は行動に向かいやすくなります。
導線設計の役割は、その“気づきの瞬間”に、次の一歩を用意しておくこと。
・共感を生んだコンテンツのすぐ下に「関連事例を見る」
・不安を解消する内容のあとに「無料相談してみる」
・こうした流れがあることで、ユーザーは無理なく自然に次のページへと進んでくれます。
❶ユーザーの状況を予測し、導線の“タイミング”を整える
ユーザーはいつでも「行動」してくれるわけではありません。 情報を見て納得したタイミング、共感したタイミングなどに行動したいという気持ちが高まります。
そのタイミングをユーザーの行動心理から予測し、すぐ行動に移せるよう導線を置くことが大切です。
❷ボタンやリンクの見た目ではなく、流れの中で“納得して押せるか”を考える
よくある「とにかく目立たせる」は、目にはついても行動にはつながりにくいことがあります。
大切なのは、ユーザーが「これがいい!」と思える状態になっているか。
その納得感があって初めて、行動に結びつくと考えています。
SECTION. 03
導線設計がうまくいっていると、何が変わる?
導線設計がうまく機能していると、ユーザーはページ内で迷いにくくなります。
「次はこれを見てみよう」「もう少し詳しく知りたい」と、自然な流れでページを移動してくれるようになります。どこに何があるのかが直感的にわかるため、ストレスを感じずに情報を追っていける状態です。
結果、以下のような成果が生まれやすくなります。
・離脱率が下がる
・ホームページの滞在時間が伸びる
・お問い合わせや購入などのアクションが増える
・ブランドへの信頼感が高まる
これらの成果に繋げるには、言葉やデザインだけでなく、「どんな情報を、どの順番で、どのように見せるか」という構成が重要です。
まとめ
導線設計は、感覚ではなく「戦略」です。
見た目の印象だけに頼るのではなく、ユーザーの感情や行動のプロセスを丁寧に読み解きながら、サイト全体を通して導線設計という戦略があるのです。
その積み重ねが、迷いのない体験と、成果につながるWebサイトを支えていると考えています。