ユーザー(読者)視点のコンテンツ作り

INTRODUCTION

今回は、Webサイト制作における「コンテンツ制作の考え方」についてご紹介します。
「コンテンツマーケティング」という言葉をご存知でしょうか。
広報担当やWebサイト管理のご担当者様であれば、一度は耳にしたことがあるかもしれません。
長期的な取り組みになるからこそ「施策」を意識してしまいがちですが、デジタルバンクが大切にしていることは「ユーザー(読者)の視点に立ったコンテンツ」作りです。

この記事では、どのようにユーザー(読者)の視点になってコンテンツ作りをしているのかをご紹介します。

(index)
コンテンツの役割
コンテンツ制作の基本的な考え方と制作方法
さいごに

SECTION. 01

コンテンツの役割

Webサイト内で重要な要素となるコンテンツの役割は多岐にわたります。
例えば、

【情報提供としての役割】
Webサイト訪問者が必要としている情報や問題解決に関連するノウハウ情報を提供する。
役立つ情報や価値のある情報を提供することで、SNSへの拡散につながり認知度の拡大が期待できます。

【ブランディングとしての役割】
定期的な情報発信や専門的な情報を提供することで、企業やブランドイメージを強化し、設定したターゲットユーザー(読者)に行動を促す効果があります。またユーザーが楽しめるWebサイトは、信頼感を生み出し、ファンやリピーターの創出にも効果的です。

【SEO対策の一環】
質の高いWebコンテンツを提供することは、検索エンジンによる評価を向上させるために重要です。検索エンジンでの評価が高まることで、Webサイトへのオーガニックなトラフィックが増加し、より多くのユーザーを獲得することが可能になります。

【検討ユーザーへの訴求】
サイト訪問者に対して、購入や申込までの情報を提供することで、単なる閲覧者を検討ユーザーさらには顧客へと転換させることにもつながります。

など。
今回は情報提供やブランディングとしての役割を取り入れたコンテンツ制作を実例を元に説明していきます。

SECTION. 02

コンテンツ制作の基本的な考え方と制作方法

コンテンツ制作においては、ターゲットユーザーのニーズを調査し、そのニーズに応える情報を提供することが重要です。ユーザーが求めている情報を的確に届けることで、コンテンツの価値が高まり、サイトの信頼性や訪問者の満足度が向上します。

例えばWebサイトの「特集記事」を制作する際には、以下のような流れで記事の企画・構成を考えると効果的です。

STEP①テーマの設定

何のために、どのようなコンテンツを掲載するかを決めます。この記事を提供することで、ユーザーにどのような行動をとって欲しいか、目的を決めます。ここはWebサイトとの連携を意識し、特集記事として全体的にブレない「軸」をつくることが大切です。

STEP②ターゲット(読者)の設定

この記事を読むターゲットを具体的に設定します。「誰に」「何を」「どのように行動してほしいか」「記事をどう活用して欲しいか」を明確にします。この時にユーザー(読者)の立場になって考えた上での視点やニーズを設定をすることが大切です。

・情報不足で困っている人
・求めている情報が見つからない人
・正しい最新情報を探している人

これらのユーザーシナリオに基づいて、記事の内容や伝え方を設計します。ユーザーがどのような背景や状況に置かれているかを想像することで、そこにある課題やニーズに適切に応えることができます。

STEP③分析・市場調査

効果的なコンテンツ制作のためには、トレンド情報や業界動向、競合分析、キーワード検索を活用した情報収集が欠かせません。ターゲットが何に興味を持っているかを意識します。

・トレンドと業界動向の把握
 ニュースやSNSから得られる最新の話題や業界の変化を取り入れ、コンテンツの鮮度と関連性を意識します

・競合分析
 競合のコンテンツを分析し、自社コンテンツの差別化を図ります。

・キーワード検索とSEO視点
 キーワード検索を活用しユーザーが探している情報を特定します。より多くのユーザーにリーチするためにもSEOを意識したコンテンツ作りも大切です。

STEP④制作・取材撮影

ワイヤーフレーム(設計図)を作成し、関係者と共有しながら内容やイメージの擦り合わせを行います。取材撮影は、どのような写真や原稿があれば魅力が伝わるか、「行ってみたい!」「参加してみたい」「問い合わせしてみようかな」と感じてもらえるかを意識しながら取り組むことが大切です。

SECTION. 03

さいごに

デジタルバンクが大切にしているのは「ユーザー視点に立ったコンテンツ作り」です。ユーザーの関心事やニーズを探ることで、有益かつリアルな情報を届けることができます。価値のあるコンテンツは、共感をうみ「自分ゴト化」につながるコンテンツとなっていきます。また、制作後はお客様からのリアルな声やアンケートを元にコンテンツ内容の改善にも努めています。常に進化し続けるコンテンツは、お客様との信頼関係を築くことにもなり、多くの方に愛されるWebサイトとなっていきます。

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