
こんにちは、カスタマーサポートまつおです。
前回のブログでは、Windows7のサポート終了とWindows10へのアップグレードについて書きました。
今回は実際に行ったWindows10へのアップグレード開始までの流れと、開始後のエラーについて書きたいと思います。
Windows10へのアップグレード、以下の条件で行います。
〇メモリ・CPU等の条件は満たしている。
条件などは前回の記事を確認してください。
〇Windows7からWindows10へのアップグレード
〇SSDへの換装を同時に行う
■必要な機器の準備
1. インストール用のDVDか、8G以上のUSBメモリを準備します。
※今回はUSBメモリを使用します。
2. SSDの準備
■Windows10アップグレード用ファイル入手し、USBへの書き込みを行います。
1. 以下のページを開きます
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
2. Windows 10 のダウンロードページにある「ツールを今すぐダウンロード」をクリックします。
3. 画面の下部にメッセージが表示されますので、「実行」をクリックします。
保存した場合は、ダウンロードしたフォルダを開いて実行してください。
4. 「適用される通知とライセンス条項」の画面が表示されたら内容を確認し、「同意する」をクリックします。
5. 「準備ができるまで少しお待ちください」と表示されまます。
6. 「別の PC のインストール メディアを作成する」 のチェックをオンにして、「次へ」をクリックします。
7. 言語、エディション 、アーキテクチャ を指定します。
現在作業している機種と別の機種で使用する場合は、「このPCにおすすめのオプションを使う」のチェックを外します。
言語は[日本語]、エディションは[Windows10]を選択します。
アーキテクチャは、[両方]を選択します。
「次へ」をクリックします。
8. 「準備ができるまで少しお待ちください」と表示されまます。
9. 「使用するメディアを選んでください」と表示されます。
作成したいメディアの種類を選択し、[次へ] をクリックします。
USBメモリを選択する場合は、USB メモリを接続してください。
※USBメモリにデータが入っている場合は、作成によってデータが消えますのでご注意ください。
10. 「USBフラッシュドライブの準備ができました」 と表示されればUSBの作成は完了です。
11. 作成したUSBをいったん取り外してください
■SSDへの換装準備
SSDへの換装は、「AOMEI Backupper Standard」や「EaseUS Todo Backup」など無料で利用可能なものがありますので、それらを利用します。
AOMEI Backupper Standard
https://www.aomei.jp/backup-software/ab-standard.html
EaseUS Todo Backup
https://jp.easeus.com/backup-software/free.html
SSDへの換装手順は割愛します。
ノートパソコンなどで、現在のハードディスクと、換装する予定のSSDが同時に接続できない場合は、下記のような製品を利用して接続しコピーしてください。
http://www.century.co.jp/products/crosu31c.html
■Windows10へのアップグレード
1. Windows7を起動し、デスクトップに適当な名前のフォルダを作ります。
2. 先ほど作ったWindows10の入ったUSBメモリを接続します。
3. Windows10の入ったUSBメモリをエクスプローラーで開き、全てのファイルを、1.で作ったフォルダにコピーします。
4. Windows10の入ったUSBメモリを取り外します。
5. 1.で作ったフォルダを開き「setup」を実行します。
6. アップグレードが始まります。
7. その後は画面に従って進めてください。
インストールが開始されると、Windows 10がインストールされるまで、複数回再起動を繰り返しながら進みます。
時間の目安は、平均1時間程度ですが、PCの状況や通信環境によって2時間以上となる場合もあります。
■Windows10へのアップグレード中にエラーが発生すると、0x から始まるエラーコードが表示されます。
マイクロソフトに、エラーコードの原因と対処方法があるので確認してください。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/10587/windows-10-get-help-with-upgrade-installation-errors
そのほか、よくあるエラーについて
1. 容量の大きいハードディスクから、容量の小さいSSDにコピーしたWindows7の場合
一度目の再起動の後エラーとなり、自動的にWindows7に戻る場合があります。
コピーソフトでハードディスクからSSDにコピーする際、各パーティションのサイズを自動調整にすると、コピー先のSSDの容量に合わせて各パーティションが縮小されます。
その結果、起動用の領域などがWindoows10に必要な容量に足りなくなる場合があります。
「EaseUS Todo Backup」など無料で利用可能なパーティション管理ソフトを利用してサイズを大きくしてください。
https://jp.easeus.com/partition-manager-software/free.html
どのパーティションを大きくしていいかわからない場合は、まずCドライブを小さくし、その後空いた領域を利用してCドライブ以外を大きくしてください。
2. BIOSのバージョンが古い
古いPCの場合、BIOSのバージョンを行わないとアップグレードに失敗する場合があります。
古い機種や、長く使用している機種ほどアップグレードに失敗する可能性が高くなります。
アップグレードに失敗して、原因も不明な場合など、場合によってはクリンインストールすることをお勧めします。
アップグレードに比べて早くなる場合があります。
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