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Web制作におけるQC(品質管理)のおはなし ~良い仕事とは~

こんにちは。品質管理担当の宮崎です。

今回は、前回に引き続きWeb制作におけるQC(品質管理)についてのお話しです。

良い仕事って何?

QC(品質管理)では、品質の向上には“良い仕事”をすることが求められます。
では、そもそも良い仕事とはどういうことを指すのでしょう?

仕事の進め方には、今までの知識や経験をベースに勘や度胸で仕事をすすめる「経験的方法」と、常に良い方法や効率的な方法はないか考えながら合理的・論理的に仕事を進める「科学的方法」があり、品質を高めるためには「科学的方法」を取るべきだと言われています。

「科学的方法」は大きく“仕事を進める基本的考え方”“論理的に仕事を進める方法”“合理的に仕事を進める方法”の三通りに分けられます。

“仕事を進める基本的考え方”

“仕事を進める基本的考え方”は、「顧客重視」、「品質第一」、「人間性尊重」が挙げられます。「顧客重視」は、顧客ニーズを満たすという考え方、「品質第一」は、コストや納期も含めた品質重視、「人間性尊重」は言葉からはちょっとわかりにくいのですが、従業員の満足・顧客の満足・社会の満足を高めること。俗にいう“三方良し”の状態を指します。

私たちの仕事でいうと、顧客のニーズを満たした品質の高いWebサイトを、妥当な価格・納期でお客様に提供できて、Webサイトも多くのユーザーにうまく活用されて顧客も私達従業員もユーザーも満足している状態でしょうか。理想的な姿ですね。

“論理的に仕事を進める方法”

また“論理的に仕事を進める方法”としては統計的な考え方や、事実に基づく管理でPDCAサイクルを回すなど、QC(品質管理)の手法を用いて常に問題はなにかを考えて継続的に改善していくことになります。

例えば、Web制作フローの見直し、Webサイト、ランディングページ、Web広告の改善、納品システムの不具合解決などにQC(品質管理)の手法を用いて対応することがこれに当たります。

“合理的に仕事を進める方法”

次に“合理的に仕事を進める方法”は、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)活動作業の標準化工程の管理がこれに当たります。これらを全員参加で推し進めるとより効果が高まると言われています。

5S活動というと生産工場や建築現場のイメージがありますが、Web制作の現場では、目に見えない部分が中心になるかと思います。仕事の流れをスムーズにする業務フローやツール、またそれらを運用するルール等ですね。また作業の標準化に関しては、使用ソフトなど環境を統一したり、コーディングルール、ファイル管理の方法などが当てはまります。これらと適切な工程の管理をあわせて、誰がやっても一定の品質が保たれて、何かがあってもすぐにリカバリができる状態になります。

Web制作の現場においてこれまでの経験や知識を活用することは大切ですが、個人の勘や度胸のみでは発揮できる品質には限りがあります。
全員で考え方を共有し、論理的、合理的に仕事を進めることにより、初めてチームとして良い仕事ができるようになり、結果として“顧客満足が向上する”という考え方が品質管理の考え方になります。

次回以降、仕事の進め方における「科学的方法」のそれぞれの要素を細かく見ていきたいと思います。

それではまた~

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