Webサイト制作における開発手法

皆さん、こんにちは白井です。
前回のブログからはやいもので二ヶ月も経ちました。
先日までの酷暑が嘘のように涼しくなって秋めいてきましたね。
個人的には秋はBBQの季節だったりします、美味しいお魚にキノコ、、、旬な食材を炭火で、、、
と話が逸れそうなのでこの辺にしておきましょう。
さて今回はWebサイト制作における開発手法ということで
デジタルバンクの開発現場で採用している開発手法についてのお話です。
開発手法とは
ソフトウェア開発の現場に居る方には馴染みがあると思います。
ウォーターフォール、プロトタイプ、スパイラル、アジャイル、、、
最近ではスクラム(アジャイル型の一種)なんてのもありますね。
ウォーターフォールモデルは開発以外でも多くの現場で採用されているので
触れたことがある方も多いのではないでしょうか。
デジタルバンクでは
先に挙げたモデルはソフトウェア開発においては一般的ですが、制作現場ではどうなのか?
結論から言うと、デジタルバンクではウォーターフォールとアジャイルを組み合わせたハイブリットモデルを採用しています。
制作初期の企画からグランドオープンまでをフェーズ1として、ウォーターフォールモデルでの開発
その後についてはアジャイル、、、といった形です。
ハイブリットモデルの利点
フェーズ1がウォーターフォールなのは、ロードマップ(所謂ガントチャート)を描きやすく
クライアントも理解しやすい為です。
また「要件定義」「概要設計」「詳細設計」「開発」という工程が
制作工程の「ヒアリング(要件定義)」「サイトマップ作成(概要設計)」「ワイヤー作成(詳細設計)」「デザイン制作・コーディング(開発)」ともマッチングする為
現場サイドも作業を円滑に進める事が可能です。

ここまでで行くと、ウォーターフォールモデルだけで良いのでは?
と思われるかもしれませんが、そうではありません。
というのも、Webサイトは制作が完了してオープンしてから初めて本番となるからです。
サイト内のユーザーの行動から分析・予測を行い、クライアントの目指す目標を達成出来ているか
ユーザーに対してより良いUXを提供できているか、など
ある種の検証を行いつつ、サービスのブラッシュアップを行うにはウォーターフォールモデルだけでは柔軟に対応する事が出来ません。
ウォーターフォールモデルの特徴として「前工程に間違いが無い事」を前提として品質を担保するというものがあります。
Webサイトのように「検証・分析によるブラッシュアップを常に行う必要がある = 前工程は最適解では無い」と仮定するサービスとは
決して親和性が高いとは言えないからです。
そこでアジャイルモデル、という訳です。
ユーザー要求・クライアント目標・運用結果という要素があり(もちろんフェーズ1のコンセプトなども考慮しつつ)
サービスを稼働させた状態で、それらを上手く昇華するには
「短いサイクル」
「仕様変更に強い」
「プライオリティ重視」
といった特徴を持つアジャイルモデルはとても強力に機能します。

答えを模索しつつ正解の無いモノをつくる、、、ほら、Web開発の現場にピッタリに思えて来ませんか?
まとめ
これまでデジタルバンクの制作現場で採用している、
ウォーターフォールとアジャイルを利用したハイブリットモデルについて書かせて頂きましたが
勿論これが全てではありません。
Web制作・開発には正解はありません。
毎日のように変わるトレンド、時間単位で進化するWebという環境、
これまでのやり方はすぐに過去になります、常に流動する現在とその先、
これらに柔軟に対応する事こそが本当に大事な「手法」だと、僕は考えています。
おわりに
同じもの瞬間は二つと無くて、だからこそWebって楽しい
さぁ、次は何を作ろうかな
では、みなさんまた次回、ではでは
余談という、、、
・もっともらしく書きましたが、フェーズ1で既にアジャイル化する事も、、、よくあります。
・アジャイルだからって仕様変更に強い訳では無いよなぁ、、、あくまで前提とてしているだけであって、なんて
・アジャイルでやるんだからGit-flowなんかももっと活用したいなぁ、とか
・デジタルバンクでは一緒に楽しく制作・開発を行う仲間を募集しています!
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