
こんにちは、デザイナーの角谷です。
みなさんは自分の頭の中にあるデザインやイメージを相手に伝えるとき、
うまく言葉にできなかったり、表現に困ったりしたことはありませんか??
私はよくあります。。。
そして相手を困らせます。。。
最近(ほぼ毎日)相手を困らせたワードは、
「イケイケな感じのかっこいい系です」
「キラキラした感じです」
「湯気っぽい感じで」
「細いラインのシュッとした感じのやつです」
「赤系」「青系」
「明朝体な感じの」
「一番太いゴシック体がイメージです」
とか。
自分の頭ではかなり仕上がっているのに、言葉にすると相手の頭上には
「???????????」「日本語でおk」
ハテナがいっぱい浮いて見えることがよくあります。
反対に、イメージを伝えられこんなデザインで作ってと言われたものを提出したときに
「・・・なんか違う」と相手が意図していたデザインとずれることも。
このように、お互いのイメージしているものがうまく伝わらない場合、
その原因のほとんどが共通認識ができていないことがあげられます。
関係者全員が共通認識を持つためには言葉だけでは不十分。。。
そんなときにおすすめなのが、視覚的に相手に伝えることができるムードボード(イメージボード)です!
ムードボードとは
イメージやコンセプト、世界観など、デザインの方向性を写真・イラスト・テクスチャ・配色などを使って一枚の紙やアートボードにまとめたものです。
ムードボードを作ることで、イメージするデザインアイデアを具体的にすることができ、方向性が見えてきます。
また、自分以外の人と共通認識を持つことができる、共有できるという点が最大の魅力です。
ムードボードを作ってみよう
ムードボードはプロジェクトによって1人で作ることもあれば、複数人で作り上げていくこともあります。
どちらの場合でも、ムードボードを作る時はじめにする作業は「キーワード」の洗い出しです。
主となるキーワードをいくつかあげてテーマを決め、それに合った素材を集めていきます。
キーワード:「パステル」「20代」「大人っぽい」
キーワードに合わせてこんな感じに集めてみました。
イメージしていたキーワードが視覚的になりました。
いくつか素材を集めてみて「違う、削除!」となったものを集めたNG集もあると比較ができ、トンマナが統一しやすくなりますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ムードボードを作ることにより、デザインの方向性が決まり、全員の認識が統一されてプロジェクトがスムーズに進みやすくなります。
(私の)拙い日本語でもムードボードさえあれば、すべて解決です。
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