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アクセス解析でホームページを「見える化」する。

こんにちは、プランナーの松本です。
丁度昨日、あるクライアントに「アクセス解析って絶対にやらないといけないんですか?」という質問をいただきました。
結論から言うと、Webサイトから成果を出すためには「絶対に必要」なのですが、何故必要なのか?そこから何がわかるのか?がいまいちピンと来ないのかな…と感じたので、本日はアクセス解析の基本的な部分について触れてみます。

以前、デジバンが世界に誇るトップマーケター石田大貴(いしだひろたか)が
活用できてる?!成果が出るアクセス解析の見方」という記事を公開しているので、そちらと合わせてご覧ください。
※赤字部分は自称です。

なぜ、アクセス解析が必要なのか

アクセス解析の目的は「Webサイトからより多くの利益を上げるため」です。
アクセス解析を行うことで、Webプロモーションがもたらしている成果を数字で把握できる…つまり、「見える化」ができます。
企業では様々な指標を数字で管理しています。売り上げ目標、利益率、販促費、原価率、人件費などなど、挙げだしたらキリがないですが、これらの数値がなければ、経営自体が上手くいっているのかが全くわからないですし、改善点や目標値を決めることもできませんよね?そんなことでは、経営は上手くいくはずがありません。
これはWebサイトにおいても同様です。「ホームページから集客したい!」「利益を上げたい!」と考えるなら、まずは現在の状況を数値化して正確に把握し、そこから次の施策を行っていく必要があります。

 

「アクセスログ」を読み解く

アクセス=ホームページへの訪問、ログ=記録のことです。
アクセスログ解析(以下、アクセス解析と呼ぶ)とは、ホームページの訪問者がアクセスした際に記録された行動データを解析することです。
ホームページでは、訪問者がどのくらいいるのか、ホームページ内のどのページを読んでいるのか、そもそもユーザーはどこからきたのか、など様々な記録が残されています。これらの記録を解析することで、訪問者のアクセス傾向などを知ることができます。
アクセスログのデータは「アクセス解析ツール」を使用することで、抽出することができます。
アクセス解析ツールは、いくつか種類がありますが、企業の8割以上が「Googleアナリティクス」を利用しています。グーグルアカウントを取得すれば、基本的には無料で利用することが可能で、機能も充実しているので、おすすめです。

※デジタルバンクでも、「Googleアナリティクス」を使って解析しています。

 

アクセス解析でわかる4つ指標

アクセス解析は、主に次の4つの指標を読み解くことができます。

 

◎指標1 「ユーザー」

○どのくらいの人が訪れたか
ここは、誰もが最初に気になる数値ではないでしょうか。
セッション数やユニークユーザー数を見れば、日々どのくらいの人がホームページを訪問しているのかがわかります。
【用語解説】
・セッション数:ホームページ訪問者の延べ人数のこと。同じ人が別の日や別の時間に訪問すると、そのたびにセッションとしてカウントされるので、セッション数は増える。
・ユニークユーザー数:ユニークとは「重視しない」という意味であり、ホームページ訪問者の重複しない数のこと。同じ人が何度もホームページを訪問しても、増えない。

 ○どんなユーザーが多いか
ユーザーの性別や年齢の傾向なども、アクセス解析で抽出することが可能です。また、地域のデータを見れば、国別、都道府県、市町村別にどういった地域からどれくらいの人がホームページを訪問しているかを確認できます。

○パソコンとスマートフォンのどちらから多く見られているか
デバイスのデータを見れば、パソコンやスマートフォンからどれくらいの人が訪れたか、どの端末に注力してホームページを改善すべきかわかります。
ここ数年は、スマートフォンのユーザーが増加した影響から、どんどんスマートフォンの閲覧ユーザーが増えており、Googleもスマートフォン最適化を重視しています。
【用語解説】
・デバイス:ホームページにアクセスするための機械「端末」のこと。Googleアナリティクスでは、パソコン「desktop」、スマートフォン「mobile」、タブレット「tablet」の3つに分類されます。

○リピート率はどれくらいか
「行動」→「新規とリピーター」とたどっていくと、ホームページを訪れている新規ユーザーとリピーターの割合などを調べることができます。
【用語解説】
・新規ユーザー:過去2年間にホームページに訪問したことのない訪問者
・リピーター:過去2年間にホームページに訪問したことがある訪問者。

 

◎指標2 「集客」

○どこから、どうやって来たか
「リファラー」と「ノーリファラー」をたどっていくと、ユーザーがどこのサイトから訪問したのか、また、サイト内でどのような行動を取ったのかがわかります。
【用語解説】
・リファラー:参照元のこと。自社ホームページを訪問する直前のサイトを指す。主要なリンク先、検索エンジンがおもなリファラーになる。
・ノーリファラー:他サイトや検索エンジンなどを経由しないで、直接ホームページにアクセスすること。「お気に入り」「メールマガジン」からのアクセスがカウントされる。

○広告からの流入はどれくらいか
参照元・メディアのデータを見れば、Web広告から流入したユーザーにがどのくらいいて、どのような反響があったか等を調べることが可能です。

○どういったキーワードで検索されているか
検索エンジンから訪問している場合には、「どんな言葉で検索しているのか」を知ることができます。
【用語解説】
・検索クエリ:ユーザーが検索時に入力する単語、フレーズのこと。

 

◎指標3 「行動」

○どのページから入ってきたか(入口ページ)
ユーザーがGoogleやYahoo!で検索したときに、検索結果に出てくるページがトップページとは限りません。ホームページ内の様々なページが検索結果に表示されるので、ユーザーがどのページを入口として、自社のホームページを訪問したのかを見ることで、なんの情報に興味があって流入したのかを把握することができます。
【用語解説】
・入口ページ:閲覧開始ページ、ランディングページとも呼ばれる。そのページが入口となった訪問の回数を調べることもできる。

○どのくらいページを見たか(平均PV数)
ホームページに訪れた人が、何ページ閲覧したかがわかります。何のページかにもよりますが、極端にPV数が低い場合は、ホームページのコンテンツに問題があることが考えられます。
【用語解説】
・平均PV数:PVとは、ページビューのこと。ホームページ内の見られたページのひとりあたりの平均数。ページが見られるたびに、「1PV」がカウントされる。

○どのページがよく見られているか
人気のページを調べることで、ユーザーが何に関心を持っているのか、どのような情報を必要としているのか、こちらが見てほしいと思っているページが見られているか、が検証できます。

○想定したとおりに誘導されているか(ナビゲーションサマリー)
特定ページの前後に見たページを調べることで、ユーザーがどのような流れでホームページを見ているのかがわかります。
【用語解説】
・ナビゲーションサマリー:対象ページを「見る前」と「見た後」のユーザーの動き。

○どのページで離脱しているか(離脱ページ・離脱率・直帰率)
「離脱」とは、ホームページにアクセスして来た人が、次の段階(ページ)に進まずにブラウザを閉じたり、他のサイトに移動することです。
離脱率が高いページには、ユーザーが求めていた情報が存在していなかった、あるいは、次の行動に移るための導線が機能していなかった、などの原因が考えられます。
【用語解説】
・離脱ページ;ホームページの中で、訪問者が最後に訪問したページ。
・直帰率;入口ページだけを見て、ホームページを離脱してしまうユーザーの割合。
・離脱率;各ページ訪問者で、そのページを最後にホームページから離脱した人の割合。

 

◎指標4 「成果」

○問い合わせフォームは機能しているか
問い合わせ完了・資料請求完了といった目標(コンバージョン)にどのくらい到達しているか。また、「目標到達プロセス」を検証することで、到達するまでに、ユーザーがどのような動きをしているのかがわかります。
【用語解説】
・目標到達プロセス;ユーザーが目標(問い合わせや資料請求など)に到達するまでに閲覧する一連のページの動きをあらわしたもの。アクセスしたユーザーが目標を達成するまでにたどる経路を指定し、その経路にどこから入り、どこで離脱したのかを記録できる。

○反響率はどれくらいか
コンバージョンのサマリーデータを見れば、目標の完了数(反響数)とコンバージョン率(反響率)を確認することができます。
また、コンバージョンサマリーでは、設定した目標ごとに反響数、反響率を確認できます。これにより、ホームページでどのポイントを重視するべきか意思決定をすることができます。

 

まとめ

掘り下げていくとキリがないですが、ざっとこんな感じです。なんとなく、どんなものかご理解いただけたでしょうか?
繰り返しますが、Webサイトから利益を上げたいと考えているのであれば、アクセス解析は「必須」です。アクセス解析から得られた「ユーザーの声」とも呼べるデータが、今後の経営戦略に役立つ可能性も大いにあります。
ホームページのことで悩んでいる方は、是非アクセス解析から始めてみてください。

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